こんにちは、だあしょ(@daasho_blog)です
短期間のマンスリーマンション利用でも車庫証明は取得できる?
という疑問にお答えします
このような疑問を持つ方は、以下の方が多いのではないでしょうか?
・会社から短期間の単身赴任を命じられた人
・短期間の単身赴任のため住民票を移す予定のない人
・単身赴任先で車と使いたい人
車庫証明は車を持つ人にとって必須の書類となるため、急な単身赴任などがあった時は戸惑う人も多いはず
この記事では、そんな不安の種となる悩みを解決していきます
わたしの経験からお話します!
正直かなり手こずりました…
「わたしのような苦労は味わってほしくない」
そんな気持ちで書いています!
短期間のマンスリーマンション利用でも車庫証明は取得できる?
はい、できます!
きちんと所定の手続きをすれば、マンスリーマンションでも車庫証明を取得することができます
住民票と同じ場所で取得する場合と異なり、本人確認書類が必要です
本人確認書類についてですが、
何度も警察署を行き来して辿り着いたわたしの答えは次の通りです
本人確認書類は「居住証明書」せよ!
それでは解説していきます
マンスリーマンションで車庫証明を取得する
必要な書類
車庫証明を取得する時に必要な書類は以下の通りです
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所の所在図・配置図
・保管場所使用承諾証明書
自動車保管場所照明申請書
これは車庫証明申請の基本となる書類です
社名や車台番号などを正確に記入しましょう
自動車の使用の本拠の位置と保管場所の位置は、赴任先で居住する場所の住所を記載します
住民票に記載の住所とは異なりますので注意が必要です
保管場所の所在図・配置図
自動車を保管する場所を簡単な地図で示します
所在図は家の周辺地図を、道路の幅等も含め記載します
配置図は駐車場の詳細を、駐車スペースの大きさも含め記載します
この大きさが車のサイズより小さい場合、許可が下りませんので注意が必要です
また配置図には実際に車を停める場所を指定するのですが、
物件によっては「敷地内であればどこに停めても良い」という場合があります
しかしその時も、「だいたいこの辺に停める」と指定して申請しましょう
不動産側などから配置図のコピーももらえる場合は、コピーを提出すれば手書きをしなくても大丈夫です
保管場所使用承諾証明書
保管場所である駐車場が自己所有以外の時に必要な書類です
マンスリーマンションの場合は基本、必須の書類となります
物件の大家さん、もしくは駐車場の管理人に記入してもらいましょう
駐車場が物件の敷地内にある場合は、基本契約した不動産に問い合わせれば大丈夫です
ただしこの時、手数料がかかる場合がありますので注意が必要です
追加で必要な書類
マンスリーマンションの場合は住民票の住所と使用の本拠の住所が異なるため、
別で本人確認書類を提出し、使用の本拠の住所に居住している証明が必要です
本人確認書類として認められる書類は以下の通りです
・公共料金の領収書
・消印付の郵便物
・入居時の契約書
・居住証明書
公共料金の領収書
公共料金の領収書とは、電気・ガス・水道などの公共料金を支払った時にもらえる領収書のことです
公共料金を支払っているということは、そこに間違いなく居住しているということがわかるからです
請求書ではなく領収書であることに注意をしてください
しかしマンスリーマンションの場合は、公共料金が賃料とセットになっている場合があります
その場合は公共料金は不動産側が払っているため、領収書が発行されません
もしも手元にない場合は以下の書類をご準備ください
消印付の郵便物
消印が付いた封筒や郵便物で、本人確認ができます
郵便物が届くということは、そこに間違いなく居住しているということがわかるからです
ダイレクトメールや「料金後納郵便」という形式のものは不可です
無い場合は誰かに送ってもらって対応できるのですが、できるだけ第三者からのものが望ましく、
家族や自分の会社といった自分から近い存在からの郵便物は受け付けてくれないことがあります
また第三者からといっても、明らかに申請のために送られたものとわかる場合は受け付けてくれないことがあり、意外とハードルが高くなっています
引っ越してすぐの場合や、すでに廃棄してしまったなどの理由で用意できない方は
以下の書類をご用意ください
入居時の契約書もしくは居住証明書
入居時に不動産会社とご自身で交わした契約書の控えを用意し、申請しましょう
これならマンスリーマンションに入居する人は確実に持っているはずなので用意しやすいでしょう
しかし一部注意もあります
これはわたしが実際に言われたことですが、
誰もが簡単に複製できてしまうような書類は基本ダメだそうです
そのため確実に両者の、特に不動産側の印鑑が押されているものを用意しておきましょう
これでもダメだと言われた場合は、最終手段として以下の書類をご用意ください
わたしは何度も警察署へ行き来しながら、
最終手段までいきました…
居住証明書
契約書とは別に居住証明書というものを出してもらえる場合があります
不動産会社に「居住証明書がほしい」と言えば用意してくれます
その時、上記の書類を用意してもダメだったという旨を伝えると良いと思います
ちなみにわたしが申請した時、警察官からは次のことを言われました
最初からコレを持ってきてくれれば
一発で通ったのに…
だったら最初に教えてくれという感じでしたが、無事これで申請が完了し、車庫証明が取得できました
取得後は陸運局へ
車庫証明を新たな場所で取得すると、車検証の「使用の本拠の位置」の住所が変わります
そのため現地の管轄している陸運局へ行き、車検証の書き換えをしてもらいましょう
陸運局は平日の、かつ夕方くらいまでしか開いていないことがほとんどなので注意が必要です
ちなみに新車購入でディーラーにお願いする時も、上記の書類を用意すれば取得可能です
その場合は陸運局には行く必要はありません
この時、ナンバーの地域名は赴任先のものが採用されます
これで短期の単身赴任でも安心して車が使えます!
必要な書類を用意し、警察署へ持っていって受理されれば、車庫証明取得の手続きは終了です
特に本人確認書類の用意で手こずる場合がありますが、正しい手順を踏めば取得は可能です
マンスリーマンションを利用することも単身赴任先で車を使うことも特殊な例かもしれませんが
機会が少ないからこそ、頭に入れておくだけで冷静な対応ができますね
車庫証明は正しく取得をしないと「車庫飛ばし」と言われる違反をとられ、罰金を払うことになってしまう恐れがあります
状況に合わせた適切な対応をとりましょう
まとめ
短期間のマンスリーマンション利用でも車庫証明は取得できるのかという疑問にお答えしてきました
まず車庫証明取得に必要な書類は以下の通りです
・自動車保管場所証明申請書
・保管場所の所在図・配置図
・保管場所使用承諾証明書
そしてマンスリーマンションの場合は、上記に加えて以下の本人確認書類が必要です
・公共料金の領収書
・消印付の郵便物
・入居時の契約書
・居住証明書
この中でも「居住証明書」は一番信頼が高く、かつ容易に手に入る書類なので申請の時はまず用意してみると良いかと思います
単身赴任先は地方のことが多く、どうしても車が必要な場合も多いです
そんな時でもしっかり対応できるよう、この記事の内容を頭に入れ、他の人にも共有してあげてください
正しい知識で、良い単身赴任ライフを!
それではっ!
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