こんにちは、だあしょ(@daasho_blog)です。
社会人になり、そろそろ親元を離れて一人暮らしを始めようと考えているあなた。
物件探しは順調に進んでいますか?
さて、家探しを始めようと思った時、「何を基準に決めたら良いの?」と思うこともあるはず。
特に悩みの種となるのが「住みたいところに住む」か「職場の近くに住む」だと思います。
この記事では、その悩みに対してわたしの経験もふまえて解説していきます。
ちなみにですが、わたしは職場の近くに住んだことで人生が変わりました!
「職場の近くに住んでいて良かった」と思えることが多くて驚いています。
ぜひ最後まで読んでいってください。よろしくお願いします。
こんな人に読んで欲しい!
- これから新社会人になる
- 社会人になったし一人暮らしを始めようと考えている
という方向けの内容です。
通勤時間の全国平均は片道約40分
総務省統計局の調査によると、通勤時間の全国平均は片道39.5分、往復1時間19分となっています。
関東の1都4県が上位を占めており、その他主要都市に絞るとそれぞれ以下の通りです。
仮に土日祝日休みの会社で、出勤日数が20日の月で計算すると、
40分×20日=800分=約13時間
往復にすると約26時間
つまり8時間勤務の会社なら約3.3日分は通勤のために時間を使っているということですね。
こうして数字で見ると、なんだかもったいない気がしませんか?
職場の近くに住んでも大丈夫?
上記の計算で示したように、いくら通勤時間と言っても放っておくわけにはいきません。
塵が積もれば山となるように、日を重ねるごとにこの時間は積み重なっていきます。
そのため、わたしは職場の近くに住む方が何かとメリットが大きいと感じています。
一方、こんな疑問を持たれたのではないでしょうか。
それはわかったけど、職場にあんまり近すぎると逆に早く帰れなかったり
休みの日でも職場から急に呼び出しがあったりするんじゃないかって心配で…。
結論を言いますと、「大丈夫です!心配しないでください!」
急な呼び出しというのは、正直実際に起こりうるかもしれません。
しかし、それ以上に通勤時間が短いというのはメリットが大きいです。
例を出してみましょう。
家賃を重視したAさん、職場との距離を重視したBさん
突然ですが、次のAさんとBさんで、あなたはどちらの考えが自分に似ていると感じますか?
自分が使えるお金を多くするために、家賃の低い地方に住もうかな!
職場までは片道1時間かかるけど、交通の便はそこそこだし、
何より家賃4万円で間取りは1LDKなら広さも十分!
家賃を節約している分でいっぱい遊ぶぞ~!
自分の時間が大切だもの。職場に近い都内に住むわ。
職場までの通勤時間は20分。家賃は7万円の1K。
都内だし仕方ないかな。
どうですか?どちらになりましたか?
わたしは初めはAさんの考えと同じでした。しかし、今になってBさんの考えになっています。
ここまで読んでいただけた方にはなんとなく「Bさんの方が良い気がする」と感じている人もいると思います。
ここからはAさんとBさん、それぞれの視点でメリット・デメリットを見ていきましょう。
家賃の安い地方に住むことに決めたAさんの話
メリット
Aさんにとってのメリットは家賃が安いことです。
家賃は、家を借りていれば毎月必ずかかる固定費になるので、できるだけ抑えておきたいところです。
年間で48万円。光熱費が月で1万円くらいだったとして、年間約60万円くらいが家にかかるお金となってきます。
家賃を抑えた分で、月に1度くらいは旅行に行くこともできるでしょう。
また、家の広さもあるので時には友人を家に呼んで遊ぶこともできます。
このように「遊ぶこと」に対してのメリットは大きいと感じます。
デメリット
Aさんにとってのデメリットは通勤時間が長いことです。
Aさんは通勤時間に片道1時間、往復で2時間かかっています。
先ほどの計算に当てはめれば、2時間×20日=40時間となり、8時間勤務の場合5日を通勤に費やしていることになります。
正直2時間もあれば、新幹線で名古屋くらいまでは行けてしまいます。
なのでこの5日で2時間かけて名古屋に行く方が、前向きで楽しい気がしませんか?
そんなにもったいないというのなら、1時間という時間で読書や
英語の勉強をしたら良いじゃないか!
確かにその通りです。少ない時間でも有効に使えば、良い自己投資となります。
ただし、注意点として伝えておきます。
「たとえ満員電車でもやれますか?」
「朝眠かったり疲れている時も継続できますか?」
もっと言えば「家でやる方が集中できて良い気がしませんか?」
だから地方に住むな!と言うわけではありませんが、こういったデメリットもあることを頭に入れておきましょう。
家賃は高くても職場の近くに住むと決めたBさんの話
メリット
Bさんにとってのメリットは職場が近いことです。
「職場が近いってデメリットが多いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、長時間働いて疲れた後に満員電車に揺られるストレスの方がよっぽどストレスを感じてデメリットです。
特に新社会人の方にとって初めのうちは覚えることも多く、慣れない仕事の連続で思っている以上に体も頭も心も疲れます。
そんな時も自分の家が近ければ、すぐに帰って体を休め、リフレッシュすることができます。
おそらく職場の近くがデメリットと感じている人は、先ほどのCさんのように
それはわかったけど、職場にあんまり近すぎると逆に早く帰れなかったり
休みの日でも職場から急に呼び出しがあったりするんじゃないかって心配で…。
という心配事があるのではないでしょうか。
しかし、考え方を変えてみましょう。
職業柄とか、本当にどうしようもない急用の場合を除いて、
休日なのに呼び出されたり、定時退社で白い目で見られるなんて、その会社おかしくないですか?!
ここに悩まされて体を壊し、病院に通うとなったらいくら家賃を抑えても高く付いてしまいます。
自分のプライベートの時間は一番大切にしましょう。
そしてもしこんな会社ならすぐにでも転職や別の手段を考えるべきです。
デメリット
Bさんにとってのデメリットは家賃が高いことです。
都内など人や会社が集まるところはとにかく家賃が高い場合がほとんどです。
そのうえ地方と同じ家賃でも部屋が狭かったりと、お気に入りの物件がなかなか見つからないこともしばしば。
そのため、どこかで妥協や我慢をしなければならない部分が出てきます。
住めば都とはよく言ったもので、実際に住んでみればなんとかなってしまうこともあるけれど、
どうしても家賃は毎日かかる分、躊躇してしまうものです。
それでも、わがまま言いたい!できるだけ良い物件を探してほしい!となりますよね?
どんなときは「家AGENT」に相談してみましょう。
チャット不動産と言われるもので、スマホからサービスマンとチャットをしながら家探しができます。
わたしも利用したことがあるのですが、深夜でも親切丁寧に家探しのお手伝いをしてもらえますよ。
AさんとBさんの差
ここでAさんとBさんの差をまとめておきます。
家賃
Bさんの家賃は毎月7万円。年間で84万円。光熱費も入れるとなると100万円弱かかってしまいます。
Aさんの家賃は光熱費込みでも約60万円程度でした。
Aさんとは40万円近くの差となります。
これが2年続けば中古の軽自動車を1台買えちゃうくらいの金額になりますね。
時間
一方時間については、Aさんは月に約40時間かかっていた通勤時間が、Bさんの場合は約13時間ですみます。
月単位で27時間の差が生まれます。
1日単位で見ても1時間近くの差が生まれています。
この1時間を使って、英語などの言語を学んでみたり、資格の勉強をしたりすれば、将来に使えるスキルが増えます。
会社として副業などの働き方が可能なら、ブログやハンドメイドを始めてみるのも良いかもしれません。
ジムに行って体を鍛えれば、病気に強くなり、病院や薬代を抑えることも可能です。
つまりこの1時間の使い方次第で自分の価値を高め、お金に換えることができるということです。
こうした考えを時間単価と言います。
こちらのブログがかなり参考になるので、ぜひお読みください。
わたしの実体験紹介
ここは興味のある方だけ読んでください。
わたしは今、職場まで車で片道約5分の場所に住んでいます。
これには単身赴任があったわけですが、以前は片道約2時間の場所に通勤していました。
2時間といっても乗り換え駅の接続が非常に悪く、
電車の時間と徒歩の時間が半々、徒歩区間は長い所で20分近くかかっていました。
通勤時間は長くても電車の時間が少なく、かつ満員電車だったため、読書や勉強どころではありませんでした。
終電で帰ったと思ったら翌朝5時起きなんてこともしょっちょうありました。
正直この時期は、辛いことにも慣れてしまいあまり感じていなかったのですが、今思えば本当にもったいなかったなと思います。
単身赴任で通勤時間が短くなったことにより、自分の時間が使えることが楽しくて仕方がないです。
地方なので友人と会ったりなどは頻繁にはできませんが、コロナなのでそれももはや気にならず。
こうしてブログを始めてみたり、自分の好きな時間を過ごせることが今ではとても幸せです!
人生が変わったといっても過言ではないです。
本業をしながらも、こうして毎日ブログを更新できるのも職場の近くに住んだおかげです。
当初心配していた「会社からの呼び出し」も全くなく、むしろ前の職場の方があったなという感じです。
この快感と言ったら、一度住んだら止められなくなりそうな感じですね。
ぜひ時間単価の考えを有効に使ってみてください!
まとめ
社会人の一人暮らしにおいて、物件選びの時に抑えておきたいポイントを解説していきました。
わたしのおすすめは、絶対に職場の近くに住むことです。
しかし、様々な事情などがあると思いますので、最後決めるのは自分です。
その時、時間単価の考えは本当に参考になるので、ぜひ活用してより良い選択肢を考えてみてください。
もし、引っ越しの時の初期費用を抑えたい場合はマンスリーマンションも一つの手段です。
わたしも以前利用したことがあるのですが、思っていた以上にメリットが多いです。
こちらの過去記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてみてください。
それではっ!
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