こんにちは、だあしょ(@daasho_blog)です。
先日、次のツイートをしました。
いざ本を購入しようと思った時、困ったことはありませんか?
本1冊を購入するのにかかる費用は数千円。
特別高いわけではないけど、本を買う習慣のない人にとっては躊躇してしまうことも。
そこで今回は、数ある本の中から自分に合った良い本を、できるだけ短時間で見つける方法を紹介します。
この手順を使えば、たったの30分で10冊以上の良い本に出会えます。
この記事を読んで欲しい方
・お金をかけず、良い本に出合いたい
・本を探すのに時間をかけたくない
・自分にマッチした本の探し方を知りたい
30分で10冊以上の良い本に出合う5ステップ
- 興味のあるジャンルを決める
- 本屋に行く
- 気になるタイトルの本を手に取る
- 目次に一通り目を通す(念を入れるなら”はじめに”と”おわりに”も)
- 自分にマッチした内容なら迷わず買う
それでは解説します。
興味のあるジャンルを決める
ステップ1は「興味のあるジャンルを決める」です。
本屋に行く前に、まずは「自分が本から何を学びたいか」を決めましょう。
自分の悩みや知りたいことをイメージしておくことが大切です。例えば以下の通りです。
・人間関係を良くしたい
・仕事がうまくいかない
・家族や恋愛について悩み事がある
・趣味や知識を増やしたい
・検定、資格の勉強がしたい
大勢の人が歩く街中で無意識に歩いていても、自分のタイプの女性が通った時は思わず目が引かれた経験はありませんか。
人間というものは、自分の興味のあることについては、より目を引かれる性質を持っています。
そしてそれは本に対しても同じです。
このように自分の興味のあることを頭に浮かべてから本屋に行くと、そのジャンルの本がより目に付きやすくなります。
その中でも特に自分に合う本については、まるでその1冊だけ輝いているかのように引き寄せられます。
ざっくりで良いので、本から学びたいことを頭にイメージしておきましょう。
本屋に行く
ステップ2は「本屋に行く」です。
良い本や自分が読みたい本に出合うためには、まず本屋に足を運びましょう。理由は以下の2点です。
・ジャンルごとに整理されているので、関連書籍が見つかる
・本の厚さがわかる
本屋ではジャンルごとに書籍が整理されています。
もし「読みたい本が思っていたのとちょっと違った」となっても近くで関連書籍が見つかります。
また「本の厚さがわかる」というのは意外と重要で、どうしても本を読み慣れていない人にとって分厚い本というのは買っても読まなくなってしまう原因になりがち。
電子書籍派の人もページ数は分かっても、実際の文量というのはイメージしにくいはずです。
買ってから「この文量は読み切れない」とならないよう、電子書籍派の人でも本を買う前には本屋へ足を運び、一度本物を目にしておきましょう。
気になるタイトルの本を手に取る
ステップ3は「気になるタイトルの本を手に取る」です。
とりあえず内容は置いといて、タイトルで気になったもの、ピンときたものはとにかく手に取りましょう。
本のタイトルは、その本がどんな本なのかを指しており、読者の興味が引かれるよう工夫して決められています。
そのためピンと来たり、面白そうと思ったタイトルは、自分が今求めているものそのものを現しています。
数ある本の中からより良い1冊を選ぶためにも、まずは内容よりも先にタイトルで絞っていきましょう。
目次に一通り目を通す(念を入れるなら”はじめに”と”おわりに”も)
ステップ4は「目次に一通り目を通す」です。
タイトルで気になった本を手にしたら、まずは目次に目を通しましょう。
目次には、その本の内容が見出しごとに簡単にまとめられています。
そのため目次を読めば、その本の要点を簡単につかむことができます。
この時点で自分の興味があること、学びたいことにマッチしていれば、それはもうほぼ買いの本となります。
わたし個人の感覚では、タイトルと目次でその本の内容の8割がわかります。
しかし時には目次がない本もあります。また「目次だけでは不安」という方もいることと思います。
その時は本の「はじめに」と「おわりに」の部分にも目を通しましょう。
・はじめに:著者が執筆した理由やどんな人に読んで欲しいかが書かれている。
・おわりに:本全体のまとめや著者以外の読者による解説が書かれている。
上記の点から、その本の要点をより理解することができます。
時間をかけずに本の内容を理解するためには、目次に目を通すことは不可欠です。
自分にマッチした内容なら迷わず買う
ステップ5は「自分にマッチした内容なら迷わず買う」です。
ここまでの手順を行い、今あなたが手にしているその本こそ、あなたにマッチした本です。
「目次を読んでピンときた」「なんとなくこの本面白そう」
このように思った本こそ、あなたにとってきっと良い本となります。
本から多くを学ぶには、探すよりも読むことが大切です。
そのため最後は自分の直感を信じ、読みたいと思ったら迷わず買って読んでみましょう。
さらに良い本に出合うには
これらのステップを踏んでもイマイチという方向けに、もう1点ポイントをお教えします。
歴史の長い、ロングセラー本を読め!
これに尽きます。ロングセラー本とは、かなり前に発売された本にも関わらず今でも売れている本のことです。
これまで数多くの人に読まれながら良い本として語り継がれているので、まさに良い本の象徴ともいえる本です。
良い本に出合う一番楽な方法はコレです。
以下にわたしが実際に読んだロングセラー本をレベル別に3冊紹介しておきますので、興味のある方は一度目を通してみてください。
【初級者向け】
今から約20年前に発売され、今でもベストセラーとして読まれ続けています。
1時間で読めて10年役に立つ、困難な壁にぶつかった時の思考法が身につきます。
あの大谷翔平選手も愛読する歴史ある1冊です。
詳しくは以下の過去記事をご覧ください。
【中級者向け】
原作は1920年代に発売されました。
古代世界で最も裕福な都市と呼ばれたバビロンの人々の物語から
富を築くための基礎となる思考法を学ぶことができます。
いわゆる大金持ちになるための教科書とも言える本ですが、
内容としてはそこまで難しくなく、物語調になっているので気軽に読み進められます。
また、マンガ版や解説本など、様々なタイプの関連書籍があります。
【上級者向け】
初版は1936年に発行されました。
マネージャーやチームリーダーといった人を動かす立場の人には必読の本と言われる、
人間関係や人付き合いの基本原則が書かれた書籍です。
今から85年も前に発売されたにも関わらず、現代のビジネスパーソンにも必須の内容となっています。
しかしこの本は分厚くて、文量もボリューミーなため、本を読むのに慣れていない人にとっては、読破は少々難しいかもしれません。
本は最高の自己投資
本というものは非常にありがたいものです。
なぜなら苦労して成功を手に入れた偉大なる先人たちの知恵が、たったの数千円で手に入るからです。
また、売れている本に関しては文庫版になっていることもあり、それなら数百円で買えます。
どこかの有名な社長に直接話を聞かなくとも、その人の考え方を知ることができる。
こんなにコスパの良い勉強の仕方は他にないとわたしは考えています。そして、
本は買うのに数千円しますが、そこで得た知識を活用すれば何十倍にもなって帰ってきます。
注意したいのは本は読むだけではダメで、そこから学んだことを生かしてこそ自分の力になります。
ぜひ読んで、学んで、実践して、より良い人生を歩んでいきましょう!
まとめ
わたしが実践する、短時間で良い本に出合う5ステップを紹介しました。
- 興味のあるジャンルを決める
- 本屋に行く
- 気になるタイトルの本を手に取る
- 目次に一通り目を通す(念を入れるなら”はじめに”と”おわりに”も)
- 自分にマッチした内容なら迷わず買う
新型コロナの影響で、ステイホームを強いられることが続いていますが、そんな時こそ読書にとって絶好のチャンスとなります。
ぜひこの記事を読んだあなたが、新たな良い本と出会い、そしてより豊かな人生を作る、その手助けとなれば幸いです。
それではっ!
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